建設業許可を取得するにはクリアすべき要件が複数あります。
クリアしていることを証明するには指定された書類が必要です。
今回は一般建設業許可を取得する際の財産要件について解説します。

一般建設業許可の財産要件とは？

一般建設業許可を取得するには財産要件を満たす必要があります。
具体的には、次のいずれかに該当すること

① 自己資本の額が５００万円以上である者
　総資産から負債総額を差し引いた金額＝純資産総額が５００万円以上必要です。
　　
　　例えば、資本金が５００万円で繰越剰余金≧０　であればクリアです。

② ５００万円以上の資金調達能力がある者
　金融機関から５００万円以上融資を受けられる必要があります。

　　例①　５００万円以上の残高証明書
　　例②　５００万円以上の融資証明　　　いずれかがあればクリアです。

③ 許可申請直前の過去5年間許可を受けて継続して営業した実績を有する者
　これは初めて一般建設業許可を取得しようとする業者さんには当てはまりません。
　
　例えば、更新、事業継承、法人成、業種追加申請時が該当します。
　　　　　一般⇔特定、県知事許可⇔大臣許可の場合もそうです。

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