2025-01-01
法人登記簿と印鑑証明書が必要?建設業許可申請時の添付書類を解説!
建設業許可の申請時には多くの書類を提出しなければなりません。
その書類の中でも確認書類という添付書類があります。
これは、事業者の事情によって千差万別で、どの書類を提出するべきかその判断が難しいものが多いです。
それに対して、一律に決まっていて難易度の高くない書類もあります。
今回は、一律に決まっている書類のなかの
✅法人登記
✅印鑑証明書
について解説します。
法人登記簿について
法人の建設業者が建設業許可を申請する場合には
登記簿の履歴事項証明書を提出します。
登記簿は法務局で取得できるのですが、
ちょっと特殊な書類です。
なぜかというと、だれでも勝手に登記簿を取得できるからです。
委任状も不要ということですよ。
登記の記載事項にも注意です。
例えば株式会社の代表取締役は
氏名と現住所まで記載されています。
この情報を誰でも入手できるということです。
有限会社、合同会社、協同組合等も同様に
代表者の現住所は洩れっぱなしということです。
1通600円です。
法人の印鑑証明書について
以前は、申請用紙に会社の代表印を押印する必要があったので
印鑑証明書を添付して申請しました。
現在は押印が不要になったので、
印鑑証明書を提出する必要がなくなりました。
ちなみにこの書類は法務局で交付されます。
1通450円です。
印鑑証明書も特殊で、印鑑カードが無いと
絶対に交付されません。
印鑑カードさえあれば委任状は不要で
誰でも取得できます。
でも、いまは印鑑証明書は不要です。