2025-12-10

見積りは「内訳」と「日数」を明確に!

見積書作成における努力義務

建設業者は、請負契約を締結するに際して、工事内容に応じ
工事の種別ごとの材料費、労務費その他の経費の内訳、並びに工事の工程ごとの作業
およびその準備に必要な日数を明らかにして、建設工事の見積りを行うよう努めなければなりません。
これは、適正な契約交渉の基礎となります。

法定福利費と安全経費の明示

見積もりを行う際には、法定福利費(健康保険、厚生年金保険、雇用保険など)や、
労働災害防止対策に要する経費など、通常必要と認められる原価に含まれる費用を、
見積書において内訳明示することが重要です。
これらの費用を適正に計上・尊重することで、
健全な競争環境が確保され、御社の利益確保と社会的な信頼に繋がります。

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